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2009-02

ファミコンのバックアップ電池を交換

◆先日、ポケットボーイでドラクエⅢをエンジョイしておりましたら冒険の書が消えるという事態ががが!!!
 むしろ冒険の書が保存できていない状態でしたので、つまり「バックアップ電池が切れた」と。

 しかし電池を直接ハンダ付けなんかしたら危ないじゃん、あっという間に爆発して金属片は指に刺さるわ、内容物の危険な薬品が目に飛び込むわ、気化した化学物質は毒ガスになるわで打つ手無しじゃん、と思っておりましたら、

「タブ付きコイン電池というのを買ってきてハンダ付けすればOK」

という事が判明しましたので、秋葉原ラジオセンターの山長通商で買ってきました。「タブ付きコイン電池CR2032」、210えーん!
というか、山長すごいな!こんなマニアックなもの取り扱ってるなんて!

という訳で本日のレシピ。
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・ハンダゴテ(20~30W)
・ハンダ吸い取り線
・ハンダ吸い取り機
・ニッパー
・マイナスドライバ(1.8mm程度)
あとはお好みで、ピンセット、接点復活剤、コンタクトZ(鉛筆)。
 
 
電池の交換は大して難易度が高くないのですが、カセットの殻割りが激ムズです。実は。
SFCのカセットがネジ止めだった事を考えると、任天堂的にも難儀してたのかもしれません。
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ファミコンのカセットは4カ所のツメでハメ殺しになってますので、ツメの脇を狙ってマイナスドライバで「えいやっ!」とコジ開けてください。
ツメを折らずに開けたいところですが、どう調べてみても「絶対に折れないぜ」という方法が見つかりません。
折ってしまったツメは補強入れてプラリペア等で接着することを前提にしてしまって、大なたを振るう気持ちで行きましょう。
 
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早速1本目折れた。

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2本目も折れた。ショックだ。

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殻割り終了。
「これから殻割りするぜー!」って方はこの写真を参考にツメの位置を把握していただけると幸い。

ようやく基板のお目見え。
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一応タブ付きとはいえ、ボタン電池は80度を超えた時点でデンジャーゾーンに入りますので手早くちゃっちゃとハンダ付け。
ついでに端子の掃除もやっちゃいましょう。折角ですし。

ファミコンのカセット、iPodの電池交換くらいの労力で済むと思ったのにえらい難儀しました。
1000円くらいの代行業者に頼んだ方がいいっすね。コレ。

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瀬川 深「ミサキラヂオ」 3月25日発売

瀬川 深さんの新刊「ミサキラヂオ」が早川書房から3月25日発売となります!
 楽しみですねぇ。

 ひょんな事からお知り合いになって、blogなども「ははぁ、作家の人はこうやって小説を書くのか」と興味津々で読んでおります。
 景色の描写はスッと色が差すような文章で、さすがバックパッカーだなぁと。
 3月25日はぜひ書店に、そして、買って!
 
 
◆ゴスロリでキメキメながらも化粧はポイントポイントでちふれを使っているしっかり者のむなしむじょう先生から「ポケットボーイの記事ばっかりでイラッ☆とするんだけど、絵描かないの? やる気がないから描かないの? 描けないの?」と連日のように言葉責めされているものですから、近々何か描きます。カラーとかで。
 あと、この間職場の女の人に「しじみさん何でちふれなんか知ってんの?マジキモーイ」(意訳)って言われた。
 
 
◆たけちゅと「カラオケ行こうねー」って話してたのに行ってねぇー! ちょ、ちょっと待っててね。
 
 
◆せっかくのblogなのでyoutube埋め込みテスト。

 ぼくらは~ねぇぼくらは~♪どこまで進めばいいのか~と~♪流れ星に問いかけてる~♪

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FC-360 ポケットボーイ(改)追記。

◆現在確認しているポケットボーイで上手く動作しないソフト
 ・ドアドア(音が正常に鳴らない)
 ・たけしの戦国風雲児(画面が崩れる)

◆ポケットボーイで旧DSのアダプターが使えるとの事なので、いつも通りハードオフへ。
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 315えーん!
 NINTENDOって書いてあるし、コネクタ形状も合ってるし、ゲットだぜー!と思ったらGBA用だった。Ooops…

 まぁ、5.2vだし大丈夫。
 ジャンク品で別途にアダプターを調達する時は「電圧は0.1V単位までキッチリ合わせる事、電流は接続する機械の要求以上のmAである事」が原則です。これを守れば色々な物が動きますよ。
 しかし、「0.1vくらいズレてても大丈夫だよねー」なんてやってると、あっという間に壊れますのでご注意。

 で、5.2vで320mAのGBAアダプタ。
 ポケットボーイの箱に書いてあるオプション品アダプタ(※日本では未発売)のスペックも5.2vの320mAだから安心だーと思ったんですが、
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 ・・・? なんか900mAって書いてね?
 んー、だから販売店によっては「旧DSのアダプタは挿さりますが、動作保証外です」って注意書きしてあるんですか。なるほど。

◆さて、古いファミコンのカセットですと動かないなんて事がありますね。
 子供の頃はよくフーフーと息を吹きかけて差し込んでみたりしたものですが、いい加減いい大人になったのですから合理的なアプローチをしましょう。
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 この端子部分はまず清掃から。(中古で買うときは端子が摩耗してないものを選ぶとなおベター)
 スーパーポテトなんかでソフトを買うと「中性洗剤を薄めた水を作って、それを綿棒にしみこませてこすって洗ってね」という紙が付いてきますが、もう少し高望みするならばやっぱりアルコール。
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こういう掃除用のヤツならば400円くらいで買えますよ。消毒用アルコールも薬局で普通に売ってるっちゃ売ってるんですが、アレ酒税がかかってるんで微妙に高いんですよね。
まぁ、中性洗剤かアルコールをしみこませた綿棒でザザザと拭いてやりましょう。乾拭きも忘れずに。

 そうしましたら、より電気が通りやすいように一手間かけてやりましょう。
 用意する物は、接点復活剤または鉛筆。(どちらか一つ)
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 接点復活剤は「接点復活王」とか呉工業のヤツでもいいのですが、ブシューとやると大抵トラブルの原因になるので機械いじりが好きな人以外にはオススメできません。端子の金属部分に綿棒とかで「皮膜を作る」という気持ちで丁寧に塗るのが正解。扱いこそ難しいですが、潤滑性が高いのでカセットが軽快にスポンとはまるようになります。
 鉛筆はいわゆるコンタクトZですね。
 端子の部分を鉛筆で一つ一つゴシゴシとこすってやりまして、最後によけいな鉛筆の粉を吹き飛ばしてやれば完成。 ゴシゴシこする事で端子の錆落としもできますし、接点復活剤のようなデリケートな扱いは必要としませんので、初心者から上級者まで広くオススメできる一品です。

 大抵はこれで動くと思いますが、ダメだったらあきらめましょう。

FC-360 ポケットボーイ(改)

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◆ドラクエⅢのレベル上げをやりたすぎて携帯機買ってきました。
 秋葉原で4,980えーん!
 
 これで私の「えろす(戦)」「めたほ゛(勇)」「わきか゛(僧→魔)」「しろうと(魔→賢)」と、「くは゜あ(遊→賢)」のレベル上げがやり放題!
 
 アジア製品なので、成形のバリ取りだとかハンダのやりなおしだとかをやるハメになるなぁと思っていたのですが、バラしてみたところ細かいゴミが中にある以外は結構しっかりと出来ておりまして、コンパチ機としては素敵な感じになっております。電池ボックス周りのハンダ付けが汚いくらいです。
 
その他、動作が遅いだとか動かないだとかのトラブルがコンパチ機にはよくある話なのですが、DQ3と1942については全く問題ありませんでした。 まぁ、強いて言えばDQ3で町の人の喋る音が微妙に違うくらいでしょうか。
普通に動いてしまってつまんない。
(※後日、「ドアドア」は音が正常に鳴らない事を発見)
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 しかしながら、「イヤホンジャックがないので音を聞きながら外で遊べない」ってのは少々問題点かもしれません。ボリュームはあるので無音にすれば大丈夫っちゃ大丈夫なのですが。
 イヤホンジャックは内蔵スピーカーの配線を引っ張ってくればいいんでしょうけれども、3.5φのジャックを入れるにはスペースが限られていて(アジア製のコンパチ機なのに!)、汎用品のジャックをベストポジションで埋め込むのは難しそうです。

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高度情報化社会で人々はローカル化する -ウェブが街なかに出て行くとき-

> ネット端末を置けばそこにウェブ情報を表示できるし、
> 顔認識技術を使えば、どんな人が通ったかもわかる。
> こうした技術が組み合わさって、近未来に何が起こるのか?

そんな書き出しで始まる歌田先生のエントリに絡み、
本稿ではいい加減な事や思いついた事をのんべんだらりと書き綴る。
 
 
◆広告の凋落と宣伝の重来

 歌田先生のこのエントリは「デジタル・サイネージが『最後のマスメディア』になる」という内容を伝えている。
 これは消費者にとっては日常でわずかに感じ取れる程度の変化であろう。しかし私のように営業や広報に携わる人間にとっては看過できぬほどの衝撃だ。
 ネットが新聞を殺すことはなかったが、広告に対してはそのありかたを根本から揺るがしつつある。

 消費者が商品を購入する指標として商品力という言葉がしばしば用いられる。これは「機能性」「デザイン性」「価格」「ブランド力」「話題性」といった様々な要素を包括した言葉であるため、「商品力が高い」「低い」と相対的に語られることが多い。
 商品力が低い商品であった場合には、機能性や価格など商品の具体的な部分で宣伝をするのがセオリーである。反対に商品力が高い商品である場合にはブランド力や話題性を強調する広告を打つ。ティザー広告などはその最たるものであろう。
 従来は消費者が商品に対しての具体的な情報を持つことが少なく、それゆえに「ソニーの新製品」や「日立のヒット商品」といった言葉が売り場での殺し文句となっていた。使い始めてから不満が出ることはまずないですよ、と言えるほどのブランド力があったからである。

 乱暴な言い方になるが、ブランド力とは消費者が感じる企業の大きさである。ブランド力を欲すれば必然的に企業は新聞広告や全国ネットでのTVCMを打つことになる。「こんなに大きな広告を打っているのだからすごい企業なのだろう」となり、商品に対しての安心感を植え付けることができる。
 広告はその言葉の通り「広く告げる」ことであり(*1)、そこに具体性は求められない。
 反対に「宣伝」とは「宜しく伝える」ことであり(*1)、商品の価格や実際の機能などを伝えることである。今までブランド力を持たなかったメーカーは宣伝を武器にするしかなかった。従来は「広告」の下位にチラシ等の「宣伝」が位置していたのである。

 しかし、インターネットの普及に端を発した高度情報社会の到来により消費者の意識はほぼ変化した。
 買い物をするにしても商品のWebページを見比べ、小売り店のショッピングサイトで価格を比較し、様々な掲示板やアルファブロガーサイト(ここではいわゆる個人ニュースサイトも含む)で使用感を調べることが浸透しつつあるからだ。

 昨年11月にトヨタ自動車の奥田碩相談役の「何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」という発言が話題になったのは記憶に新しい。厚労省がらみの感情的な一言にも思えるこの発言は、「広告が従来の力を既に失っていること」を象徴した一言であった。
 実際に小型車「iQ(アイキュー)」はWebでの宣伝を主力展開し、四千台の予約を取り付けることに成功している。

 いまや広告は凋落し、宣伝は捲土重来どころか広告の地位を奪う勢いとなっている。
 
 
*1.「広く告げる」「宜しく伝える」……「日経エンタメ!(2008年5月売り)」で映画配給会社の人がインタビューでそんなことを言っていた。
 
 
◆デジタル・サイネージ?

 デジタル・サイネージとは「書きかえ可能なデジタル看板のことで、アメリカでは小売店やバー、レストランなどに設置され始めている」と歌田先生のエントリにある。

 日本でも取り入れつつある企業はあり、ヤマダ電機の旗艦店などではチラシの内容を大型ディスプレイに表示したものを見ることができる。「あれがデジタル・サイネージというものだよ」と言われれば見上げる人も増えるだろうが、実際はあまり機能していない印象を受ける。
 なぜ機能していないのかと言えば、笑い話にしかならないのだが、見てもらえないのだ。棚割りなどを意識している売り手にとっては既知のことだが、主力商品は人間の胸の高さくらいの場所に配置する。店舗に足を運んだ客は前方のやや下の方へ視線を落とすからである。当然、視線は俯角になるのであって、仰角になることはあまりない。つまり、人間の身長以上の高所に大型ディスプレイを設置しても効果は薄いのである。

 歌田先生の
> 10年前のEインクの電子ポスターは、客の手の届かないデパートの天井で舞っていたが、
> 10年たって、消費者が応答もできる双方向的な広告装置に変わり始めている。
というのはこういうことであろう。

 さて、そんな笑い話は置いておいて、日本の居酒屋チェーンでも目にするようになった液晶メニューはわざわざ店員を呼びつけなくてもタッチパネルで品目と個数を指定すれば注文が厨房へ飛んでいくシステムになっている。おそらく品切れになったときは、その品目を注文できないようにする事も可能なのであろう。そもそものデジタル・サイネージとはこういった技術から発想されたものなのかもしれない。
 そのうち日本でも「ここの隙間に広告枠とか作れませんかね?」なんて話になると思う、というか最近は居酒屋チェーンに行かなくなったので、すでに広告枠があるのかもしれない。
 もしそのような端末があるとすれば、ただ流すだけでなく、さらに詳細が得られるようなインタラクティブ性を持たせたらより効果的だろう。酔っぱらいが「へー、この品物いいっすね」などと話の種にしながらポチポチとクリックして商品知識を深めていく、そうなれば成功である。

 しかし、デジタル・サイネージが「書きかえ可能なデジタル看板」と説明されてはいる事にはいささかの違和感を感じる。「書きかえ可能なデジタル看板」であれば新宿駅前にあるアルタビジョンのようなものが、日本には地方都市にだってある。しかしこれらが注目されていない(先日私の所属する会社にも「池袋駅前の大型ビジョンで」と電話営業があったくらいだ)ということは、デジタル・サイネージの進む方向は広告ではなく、チラシのようなコンパクトな宣伝媒体になっていくのではないだろうか。
 
 
◆高度情報化社会で人々はローカル化する

 ネットは新聞を殺さない。これは昔、歌田先生が湯川鶴章氏を講義に招いたときにもレポート提出したが、改めて簡潔にまとめると「良質の情報は対価を支払わないと得られない」「一覧性に乏しいため、ビジターが偏った情報しか得なくなる」「情報をクリック等で読み進めるため、新聞に比べ能動的に動かなければいけない。面倒くさくなるであろう」という理由からである。
 インターネットによって一般の個人が膨大な情報に触れることが可能になったが、もはやすべての情報に触れることはできなくなってしまった。人間は死ぬものであり、身体という物理的制約があるからだ。平たく言うと「一生かかっても無理」である。

 さらに情報の質は良質であったり虚偽であったりと、「嘘を嘘と見抜ける人でないと掲示板は利用できない」というひろゆき氏の言葉にあるように、あふれる情報の中で「個々がそれぞれの状況で判断する基準を持たなければいけない」と人々は気付き始めている。
 そして皮肉なことに、高度情報化社会でありながら「個々が判断する基準」は経験と日常生活で確立するしかない。ネットを泳ぐためにはローカルな情報源がないとおぼれてしまう。つまり対面等で得るローカルな情報のプライオリティが上がっていくのだ。

 加えて、たとえそれがアルファブロガーのサイトや個人ニュースサイトであっても、そこには情報を取りに行く目的意識と労力が必要となってくる。人間は元来怠惰な生き物であるので初めのうちは目新しさもあって能動的に活動するかもしれないが、やがて多くの人が日常生活で副次的に労なく手にする情報に戻っていくだろう。
 たとえそれが無意識に目にするもの耳にするものであっても生活に付随する以上、判断基準としてプライオリティが高く位置づけられるからである。

 冒頭で述べたように私は営業と広報を仕事としている。月に5回は雑誌社へ行くし、チラシの文字稿も起こすし、デザイナーが手配できない時はポスターや雑誌広告のデザインさえ自分で組む。ひどいときには自社商品のWebサイトさえ作っていた。とどめにサンドイッチマンになりながら店頭でチラシ配りをしたりもする。自分の給料が出ないと困るから必死に声を出してチラシを配っている。
 そんな中で感じるのは、広告の力が衰弱しきっている現状だ。
 もとより広告は流し読みされる性質を持っているが、紙媒体のメディアが衰退しているため消費者の目に触れる機会さえ減っているのだ。
 ネットは新聞を殺さないが、雑誌を追い込んでいるのは事実だ。
 「商品を売る」という目的で考えたとき、メーカーは店頭に出て行かなければならない。それは従来の「潜在顧客の獲得」などではなく、メディアの衰退と広告の衰弱化があり、日常生活での情報のプライオリティが上がっているという理由があるからだ。

 デジタル・サイネージによって情報が得られる社会というのは理想的な状況だろう。少なくとも既存のもの(主に紙媒体)と液晶パネルが徐々に置き換わっていくだけで、「インターネットってよくわかんない」という人であってもリアルタイムの情報が得られる。
 「遠くの情報もすぐ見られる」というネットの第一義は、ネットが普及することで「日常に必要な情報をリアルタイムで的確な得られる」と変容するだろう。拡大を続けてきたインターネットは、デジタル・サイネージのように生活圏に根ざしたメディアへと変わりつつある。

(※2009年2月2日初稿/2009年2月24日改稿)

「高度情報化社会で人々はローカル化する」の章に資料を追記。(※2011年7月4日追記)
認知度の低いイベントを広めるためにアルゼンチンの人たちが考えた逆転の発想
タクシーの運転手を媒介としてその乗客に口コミで伝達するという宣伝手法。

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