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ギター Archive

GrassRoots G-LB-52CCのメンテナンス

◆ナツメさんが「ギブソンヘッドのベース欲しくてさぁ。持ってるの片側4連ばっかりで」という話をしまして、「あーギブソンヘッドのベースかっこいいすよねぇ」なんて相槌を打って、その後モルフォニカ広町七深モデルベースの商品ページ見て2人でやいのやいの(ESPで蝶のインレイ入って6万て結構破格だよねぇ)言ってから数日後。
 「ベース買ったからメンテしてくれない?」とGrassRoots G-LB-52CCがやってきました。

 弦高調整、ピックアップの高さ調整、全体的にチェックして気になるところがあれば調整、とのこと。

 いじるところないなぁ。ゴールドパーツ含め全体的に水拭きするくらいしかありません。
 ゴールドパーツはメッキキット買ってきて金メッキ貼りなおすか、それとも塗料で金色に塗るか、と考えたんですが、別にナツメさんは見た目を重視する人じゃないので、ゴシゴシ水拭きするだけにしました。キンキラキンにしたければAmazonで中華パーツ買えばいいですし。まぁ中華パーツは精度に不安がありますが。
 

 コントロール部も、ノブにガリがないし、半田もきれいだし、やることがありません。

 結局、弦高調整、ピックアップの高さ調整、オクターブチューニング、水拭きで終わりました。ネックも潤ってるので油も塗ってません。
 あ、そういやナットとサドルに薄くグリスを塗りました。弦の当たるところにグリスを塗っておくといい、みたいな話をどっかで見かけたので。おまじない、おまじない。

 布でゴシゴシ磨いただけだけど、まぁ多少はキラキラしてるかな。

スモーキーアンプ欲しい その1

◆ギター関連のアイテムは増やさないように心がけているんですが、アンプの使い勝手がいまいちよくないので買い増すか買い替えるかをずっと検討しています。
 一番最初にわけもわからず買ったアンプはFRONTMAN 10Gってヤツなんですが、サイズが少し大きいから普段は部屋の奥にしまっていて、で、使おうと思ったら引っ張り出してきてコンセントをつなぐわけですよ。ギターの音をちょっと出して終わりたいって使い方ができない。
 で、そんな不満をためている中でたまたまスモーキーアンプというのを見かけまして、これならパッと音を出せるなと思ったんですが、今度は購入する踏ん切りがつかないんですね。「どのくらいの音量が出るのか」「自分はちゃんと使い倒すのか」「ハードオフ巡ってたら1000円くらいのジャンクのミニアンプに出会えるんじゃないか」とか思ったらカートに放り込めない。たかだか3000円なんですけど。

 で、いろいろ調べていくうちにスモーキーアンプは比較的簡単に自作できることが判ってきたんですが、電気の知識なんて小学校で止まってるから回路図が読めないんですよ。いまだにGNDの存在がわからない。だってプラスから出て行った電気は豆電球を光らせたあとマイナスに戻っていくんじゃないの?と。

 で、さらに調べていった結果、秋月電子の「ユニバーサル基板でつくる386アンプキット」というのにたどり着きました。商品紹介では『スモーキーアンプのDIYにもおすすめです』とも書いてあって、しかもお値段240円。さらに簡単になった「LM386G使用モノラルパワーアンプキット」は450円。こりゃぁいいや、一発で組めれば1000円(※別途ケースとかスピーカーとか電池スナップが必要)、多少失敗しても3000円もかからんだろと、アンプキットを組むことにしました。

 で、買ってきた。

 電気の計算も、配線の検討も不要。説明書通りに部品を差し込んでハンダで留めるだけ。楽ちん。

 1時間もあれば組みあがり。実はオーディオグレードとか低ESRとかのコンデンサも買ってあるけど、まずはキットのパーツで組む。

 で、電池スナップとスピーカーを接続。スピーカーらしくなってきた。

 入力はハードオフで買ってきたジャンクのシールドケーブル。片方のプラグが曲がって壊れてたのでジャンクで100円。スイッチクラフトのプラグにベルデンのケーブルなのにねー。もったいない。

 プラケースの加工が面倒になってポテチの円筒に組み込んだ(※とにかく箱に組み込まないとスピーカーの音量が出ない)。

 所感としては、手持ちのスクワイアのギターだと音量が物足りない感じ。ポップノイズがあまり出なくていいキットだと思うのだけど、出力が足りないのか。ユニバーサル基板のキットの方じゃないとダメなのか。
 今ナツメさんから預かっているベースだとしっかり音量があっていい感じ。でもボリューム上げすぎると歪むからベース用としては適切じゃないのかな。

PLAYTECH EBF-305のメンテナンス その3

◆ナツメさんから「やっぱ音が鳴らないよ」という話がありまして、
「生鳴りはどう?」「それは問題ない」
「どういう感じ?」「波形のイメージでいうと、↓みたいな始点と終点あたりが消えてる感じ」
 
「音は出てたよ?」「演奏すると違和感あるんだよ」
 みたいなやり取りをしているうちに、ナツメさんがアクティブピックアップを使っている(電池が必要)という自覚がないことが判明。

 で。
 電池を交換したところ「直った!」とのことでした。マジか。

スクワイアのストラトのブリッジ交換

◆低価格帯のストラトタイプのギターはイナーシャブロックが軽い、イナーシャブロックを重くすればサスティンが伸びる(響きがよくなる)、という話は知っていまして、以前から換装できるイナーシャブロックを探しておりました。
 しかしながら、低価格帯のストラトタイプギターは「10.5mmピッチ」という狭い規格で作られており、10.5mmピッチに適合したイナーシャブロックなんぞ流通してなかったんですね。もうね、ロシアの通販サイトに置いてあるという噂を聞いて見に行ったり(商品ページが見つからなかった)、町工場に伝手を作って削り出してもらうかとか考えたり、そういうレベルで流通してないわけですよ。

 で、先日「Wilkinson 10.5mm トレモロ」という記事を見まして、「マジで?Amazonで売ってるの!?」と驚きと喜びの渦の中で早速ポチっと注文しました。

じゃじゃーん、トレモロユニット到着。

プレスのサドルがついたブリッジ!

でかいイナーシャブロック!

弦間ピッチも10.5mmでピッタリです。

スクワイアに付いてたトレモロユニットは216.6g。

今回買ったトレモロユニットは272.6g。(まぁ「56gしか増えてない……せめて100g増は欲しかった」という気持ちはないでもない)

ウィルキンソンのロゴが入ってます。ウィルキンソンって良いブランドなの? 中華資本になって粗悪品増えたとかそういう系?

弦高調整してオクターブチューニングも済ませました。2300円の安いトレモロユニットのくせに、以前のものと比べてチューニングがぶれない気がする。

レビューにもありますが、アームが奥に入りすぎて高さが足りない。ポッドにもセレクターノブにもぶつかる。これどうにかならんのか。
まぁ、アームなんて滅多に使わないけどさ……。

換装してチューニングが安定するようになりました。
サスティンが伸びているかどうか? 伸びて艶のある音色になった気がするけど、気のせいかもしれない。

PLAYTECH EBF-305のメンテナンス その2

◆オヤイデ電気で、純銀単線を買ってきました。銀です、Agです。無酸素銅とはわけが違います。
 抵抗値の低い銀に換装すると「エッジの立ったギラギラした音」になるという噂がまことしやかに囁かれています。(※)

(一般的な2芯シールド線と、店員さんにおススメされた47研究所「MODEL4708STRATOS」という線も買ってますが、まだ使ってません)

 ポッドを段ボールに突き刺して線の交換をやっちゃいます。

 銀線1mで足りるかなー?と不安でしたが、足りました。電池からの線と、ブリッジアースと、ピックアップからの線については、換装してません。銀線と端子を接触させたら薄くハンダで留めます。

 続いてネック清掃。
 アルコール拭きと、フレット磨きをしたら指板に油を塗ります。毎度おなじみ、木材にはクルミです。

 ぼろ布にクルミをくるんで潰します。

 くるんだまま指板を磨くと適度に油が出てツヤがでます。仕上げに乾拭きしてください。
 クルミの油、オヌヌメ。

 エンドボールもきれいにハメ直しました。

 最後に、ナットとブリッジで弦のこすれる部分には薄くグリスを塗って、完成です。

 試し弾きしたところ、なんかメンテ前に比べて、音量が大きくなったような……?
 錆びた銅線とイモハンダを取り除いたせいか?ボールエンドをしっかりハメたせいか、それともグリスを塗ったせいか……?

 (※貴金属の使用ということでテンション上がりますが、実際のところ銀の抵抗値が低くとも、ジャックは鉄、導線がハンダ付けされてるポッドの足はアルミ、ハンダは合金、そもそもピックアップのコイルに巻かれてる線は無酸素銅、と考えると全体として抵抗の値があまり変わっているようには思えない……)

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