- 2022-07-14 (木) 23:59
- ギター
◆LM386のスモーキーアンプは少ないパーツで音量が出るのでいいのですが、いかんせん音が歪むんです。ギター用ならいいけど、ベースにはもうちょっと歪まないヤツが欲しい……と思いまして、NJM2073(TDA2822M)で組んでみることにしました。
参考にできそうなスモーキーアンプ用の回路図はネットで見つけられなかったので、ほぼリファレンスそのまま。
ギター本体のTONEを上げるとモスキート系のノイズが出てくるので、写真の電解コンデンサはOS-CON(正しくは高分子コン?)に置き換えました。気持ちノイズが少なくなっています。
このノイズをどう減らしていこうか色々調べたのですが、NJM2073はIC自体がノイズ源になっているとかで、ノイズ撲滅は無理そうです。IC自体がノイズ源て。
ちなみにLM386もNJM2073も「革命アンプ」「非革命アンプ」と命名された高音質の設計回路が存在してるのですが(ググると結構出てくる)、LM386はゲインが20倍(スモーキーアンプでは200倍を使用)でないとできない、NJM2073のBTL動作用の革命(非革命)アンプの設計は存在していない(NJM2073のスモーキーアンプはBTL動作でないと音量が足りない)、ということでスモーキーアンプとは縁のない話です。残念。
で、ざっくり総評としては、音量は前々回組んだ[386煙AMP]さんの回路のアンプよりやや小さいですが、秋月のキットよりかははるかに大きいです。スモーキーアンプとして使いものになります。
それから、歪みは、あまりない感じですね。
また、LM386と違うのは、容量の違うコンデンサに取り換えても音に影響(低音になったりする)がない点です。
時間ができたらユニバーサル基板でちゃんと組んでやりますかね。
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